GB250クラブマンのタイヤ交換に行ってきました。
バイクになれていなくて、途中で何度もエンストさせるは、なんでもないところで立ちゴケするはで、タイヤ屋さんに予約していた時間から随分遅れて到着してしまいました。(道路事情を悪くしてしまいました。迷惑かけた皆さんごめんなさい。m(__)m )
申し訳ないな、苦情を言われるのかな、と思っていたら、タイヤ屋さんはにこにこ笑いながら出迎えてくれました。
どうもお店の前に到着した時、バランスを崩しそうになって、おっとっと、と堪えているのを見て、事情を察してくれたみたいです。
「遅れてごめんなさい」と店長さんに言ったら、「安全第一だからね。ゆっくり来ればいいよ。」とにっこり笑いながら答えてくれました。嬉しかったです。平日で、予約も立て込んでいなかったからもあるのかもしれませんが…。
私のバイクは、赤の限定車なので「自分でフレームまで塗ったの?」と尋ねられました。限定車であることを伝えると「初めてみた」としげしげと車体を見ておられました。なんだが誇らしい気がしたのですが、本当はライディングがうまくなって、誇れるようにならないと宝の持ち腐れですね。(^_^;)
お茶をのんで雑誌を読みながら休憩して待っている事もできるのですが、せっかくなので勉強がてら作業を拝見させていただく事にしました。色々面白いです。
タイヤを外すとき、はめるとき、なんか泡々の液体を塗っていたのですが、それは潤滑剤で、中性洗剤を薄めたものを使っていること。グリースを塗る店もあるけど、できるだけタイヤに残らない方がいいので、自分の店では中性洗剤を使っている事。(液体を「汁」と店のなかでは読んでいて、なくなると「店長、汁ありません!」とやりとりしている掛け合いを再現してくれて面白かった(*^_^*) )
回転を滑らかにするため、重さのばらつきを測って重りをつけて調整している事等教えてくれ、タイヤの取り外し、組み立ての課程も見れて、よくわからなかった事も多いですが勉強になりました。
タイヤは、ダンロップのTT100GPを選びました。
納車されていた時についていたのが、これっぽかったのと、タイヤの感じがバイクに良く合っている感じがしたこと、2ちゃんねるの皆さんの会話を見ていると、ことらを選ばれている方が多いのかな、という気がした為です。個人的にはタイヤ単体の見た目ではブリジストンのBT45の方がいいな、と悩んだのですが、バイク全体の雰囲気から決めました。本当はこんな基準で選んではいけないのでしょうけど…。
最後に、チェーンとスプロケットがとうに寿命がすぎているので、早く交換した方がいい旨アドバイス頂き、タイヤは新品のうちは滑りやすいので気をつけること、タイヤの色がマットな感じになったら一皮むけて大丈夫になること、それでもタイヤの側面がむけていなかったら、山道に入ったとき倒しすぎると転倒するので気をつけるよう、言われました。
でも、お店到着時のようなスピードなら、あまり気にしなくても大丈夫と言われて、安心しましたが、ちょっと複雑な気分です。(^_^;)
中古のバイクは買ってからいろいろメンテナンスが必要なのですね。
素人的には、当面そのまま乗れるよう、寿命の尽きた部品等は交換・整備し、安全に乗れるようになって引き渡し、というのが普通なのかなぁと思っていたのですが、2ちゃんねるの同型機乗りさんのコメントを見ていても、この世界の常識のようです。ちょっと不思議です。
交換が終わって、帰ろうとする時、ヘルメットと上着を店に忘れて行きそうになり、「焦らないで、気をつけて安全にね。」と言われ、出発の時も暖機運転を終わってギアを1速に入れたら、スタンドを戻し忘れて、エンジン停止してしまいました。(T.T)
慌てて店長さんが出てきてくれて、「スタンド戻し忘れているから、止まったんだよ」を教えてくれました。心遣いとても嬉しかったですが、滅茶苦茶恥ずかしかったです。
でも、この優しさに触れることができ、嬉しさと、何か力をもらえたきがします。
お陰様で、帰りは何事もなく家に帰ってくる事ができました。
さぁ、今度はチェーンとスプロケットと、キャブレターのダイヤフラム(?何だかよくわからないけど、主人曰く破れているらしい。)だ!
錆さびなので、いろいろ磨かなくてはいけないし。
道のりは長い…。(・_・、)
今回タイヤ交換したタイヤ屋さんです。
レーシングマックス府中店