いよいよ伊豆とお別れです。
主人は用事があって早く帰らなくてはいけないので、途中でお別れです。
(一緒に帰ることも考えたのですが、せっかく来たので、なかなか走れないところを走ってみようかと。一人で高速に載ってみたかったし。(*^_^*))
椿ラインから、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインを経由して御殿場ICで主人と別れ、私はR138から富士裾野半周♪で県道23、152、180、72を経由して白糸の滝を目指します。
自衛隊の敷地に入ったくらいから、風景に人工物がほとんど見あたらなくなり、木立の中を快適に走り抜けて行きます。
相変わらず私はトロトロ走りですが、地元の方はさすが早いですね~。
邪魔にならないように気を付ける私。σ(^^)
所々自衛隊のゲートがあって、そこに必ず監視業務の方が居るのが印象的でした。ここは戦争の為の訓練施設なんだ、と。
気持ちよく道を走るσ(^^)
えーっと、綺麗な景色も一杯合ったのですが、なんだか止まれない。
休憩しようとした施設も定休日。
で、止まれない。
私はどうも、走り出したら、なかなか止まれないようです。
ようやく白糸の滝にたどり着き、駐車場に止め(確かバイクは200円だった)滝見物へ。
地図で見ると白糸の滝と音止めの滝は離れているように見えますが、観光名所としては一つなんだ、とまずは手前の音止めの滝へ。

音止めの滝
雄大で、きれいです。
虹がかかっていていいですね。(^_^)v
個人的には白糸の滝より好きかも。

白糸の滝
幅広い! 水が一杯!

上の写真の右側です。
至る所から水がわき出てる…。
真夏に来たら涼しいだろうなぁ。
音止めの滝の滝壺近くまで行けるよう遊歩道が整備せれているっぽかったのですが、あまりのんびりできないので、今回はあきらめます。
駐車場と滝の間に整備された道は、土産物屋さんが立ち並んでいるのですが、途中ゴーストタウンのような一角があって、驚きました。土産物屋さんも生き残り大変なんですね。
県道71を北上し、
「ミルクランド」へ。
ソフトクリーム好きの私が、白糸の滝のお土産物屋さんで、朝霧高原のソフトを食べなかったのは、ここのソフトを食べたかったからです。(*^_^*)
入り口には、ジェラード屋さんがあり、心惹かれるも、ソフトクリームを探します。
(暑ければ両方食していたのでしょうけどねぇ。冷えて途中でお腹をこわすのも嫌だったし。)
ソフトクリームは奥の建物のレストランで販売でした。
食べてみると、うまい!
こくが有りながらさわやかな味わいで、中にある乳脂肪のぷつぷつが荒削りな美味しさを醸し出している、というところでしょうか。

ミルクランド駐車場脇でお食事中の羊さん。
バイクの音で驚かせてしまった。
再び県道71をひた走ります。
それまで曇っていて富士山のふの字も見えなかったのですが、ここらあたりから晴れてきて富士山の全容が見え隠れします。
通行車両はほとんどいないし、快適マイペース走行(^.^)
と、思ったら、途中で怪しい大型トラックが私の前に合流…。
げっ、凄まじい黒煙!
ウインカーもブレーキランプも、煤けているためか全然点灯がわからない。
おまけにすごい臭気!
これは家畜のふんではなかろうか!!
かなりのんびり走りのトラックで、後を走るのは避けたい状況です。
でも追い越しをかけるには、トラックの後につけなくてはならない。
短時間でも、あの黒煙にさらされるのは嫌だ!
結局、距離をあけて後をのんびり走る事にしました。
その距離約500メーター。(T.T)
これでもうっすら黒煙が残り、臭気も残っています。
快適な風景とギャップがなんとも言えなかった…。
トラックは途中で富士高原道路へ右折していってくれて、ほっとしました。
お仕事とはいえ、臭気はともかく、あの黒煙はなんとかならんもんかな~。運転手さんも大変だろうけど。
樹海の中を快適に走り、R139へ合流。
道の駅なるさわを通過してから気づく。
えーん(・_・、)、休憩して富士山の写真撮っておけば良かった。
いよいよ初一人高速です。
河口湖のICって、どこにあるのだろう、とどきどきしながら進みます。
わ、わ、いきなり入り口出現!
なんとか、入り口進入。チケットをしまいます。
電光表示に「中央道 雨」の文字。
嫌だなぁ。まだ振りそうにないけど。
最初のPAで休憩するつもりだから、それまで保つといいなぁ。
願いむなしく、5㎞ほど進んだところで、ぱらぱらと雨が舞い始めました。
路肩に止めてレインウェアを着ているライダーを発見。
私も路肩に止めて着込んだ方がいいのかなぁ、と考えている内に路肩が狭くなり止めるのが難しくなる。
谷村PAまで、あと3㎞というところで、降り出しました。(>_<)
あぁ、もうこうなれば行くっきゃない。
急ぎたいけど、雨だから注意して。
やっとこさPAにたどり着くと、ジーンズはずぶぬれでした。(T.T)
(上着は防水がかかっていたので、大丈夫)
レインウェアを着込み、再出発。
それからは雨はぱらぱらぐらい。
せっかく着込んだんだから、ちっとは降ってくれ~と思いながら談合坂SAへ。
初めて入る談合坂SAは大きくてとても綺麗でした。
心の余裕があれば、色々買い食いしていた事でしょう。
残念ながら、今回はホット缶コーヒー1本でした。
ここで濡れた服を乾かそうと思ったのですが、時間がかかるし、身体が冷えそう。
こういう大きなSAのトイレには更衣スペースがある事が多い事を思い出し、濡れたジーンズから旅行中部屋着にしていたスウェットに着替える事にしました。
どうせ上からレインウェア着ちゃうから、中に着ている物わかんないものね。(^_^)v
やはり着替えると快適。(^^)
でも内心ちょっと情けなし。(--;)
レインウェアの注意書きに、「上着の袖はグローブの上で締めること。雨の侵入を防ぎます。」とあったのを思いだし、そのとおり実行する。
これが後ほど情けない事態を引き起こす序章だった…。
時折雨がぱらつくものの、順調に進む。
八王子の料金所で精算しようとしたら、
わぁ、レインウェアの上着の袖をぴったり締めたせいで、手袋が外せない!
手袋のままだと、タンクバックに入っているチケットとETCカードが取り出せないよ~。(>_<)
どうしよう!!
じたじたしていたら、料金所の方が事情を察したらしく、「よければ取り出しましょうか?」と言ってくれて、ゲートの中から出てきてくれました。(; ;)
チケットとETCカードで精算して、またゲートの中から出てタンクバックにカードと領収書をしまってくれる係員の人。
なんとかお礼は言えた物の、恥ずかしいやら嬉しいやらで、パニック気味でした。
「気を付けてね」と優しく送り出してくれた事を一生忘れません。m(__)m
料金所で手間取らないように、ETCカードを作っておいたのに…。
詰めが甘い。\(__ )
後は霧の中を無事帰って参りました。
家にたどり着いてみれば、同じアパートの人によると、自宅周辺は豪雨と雹が降って大変だったとのこと。
雨には見舞われましたが、雹に遭わなかっただけ、ラッキーだったといえるのではないでしょうか。
教訓1: 雨が降り出しそうになったら、早めにレインウェアを着込みましょう。
教訓2: レインウェアを着込んだら、料金支払いのゲートに並んでいる時に、
手袋を外す準備をしておきましょう。